松山のぞみ幼稚園の親子クッキング教室に高校生4名と参加しました。高校で私の出張授業を受けてくれた、カタリナ学園高校学校の3年生の生徒さんです。今回のテーマは、「だしを通して和食のよさを幼児に感じてもらう」ことでした。親子でいろいろな体験を通して感じていただけたらと思って出かけました。
まず、かつおの特徴やどこの部分からかつお節がきるのかをぬいぐるみなどを使ってお話しました。次に4つのグループに分かれて、それぞれのグループに入った高校生が「かつお節はまほうのひらひら」という紙芝居を幼児と保護者対象にしました。幼児たちにとって初めて知ったことが多かったこともあり、真剣に聞いてくれていました。
その後、保護者の方にかつお節削り体験をしていただきました。初めて経験される方ばかりでしたが、子どもたちの前で一生懸命削ってくれました。
最後に、副園長先生がいろいろなだしの作り方を説明してくださったあと、かつおだしを実際に鍋で作ってくれました。かつおだしのいい匂いが部屋中に広がり、参加者は感動していました。その後、鍋の所に行ってだしのにおいをかぎました。
今回はコロナの関係で飲み比べ体験はできませんでしたが、親子で和食のだしのよさを体験していただけたことと思います。この活動は次年度も実施予定です。
(戸井)