聖カタリナ大学・聖カタリナ大学短期大学部

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2019年10月11日

授業紹介

「子どもと造形表現」(1年生)の授業の様子

今日は、「子どもと造形表現」(1年生)の授業の様子をご紹介します。
1年生の前学期では、保育現場で子どもたちと楽しむことができる平面技法を習得し、それらを取り入れた表現に取り組みました。
後学期では、立体的な表現に取り組んでもらっています。立体的な造形は、子どもたちの表現の幅を大きく広げます。
ここでは、「花紙」と「すずらんテープ」を素材にした授業の様子をご紹介します。
「花紙」と「すずらんテープ」は、どちらも安価でカラーバリエーションが豊富なため、保育現場で多用される素材の1つです。

花紙の授業では、様々な種類の花の作り方や、ティッシュペーパーを花紙で包んだ立体造形の方法などを習得した上で、グループに分かれてアルファベットの花文字を制作しました。   

すずらんテープの授業では、基本的な使い方を習得した上で、「すずらんテープを使用してどのような表現が可能か」についてアイデアを提案する課題に取り組みました。

どちらの素材もアイデアや工夫次第で、様々な表現が可能です。
学生は、課題を通して、それぞれの素材の持つ特性や可能性を主体的に発見してくれました。
保育現場では、多くの園が、月ごとに保育室の壁面の装飾を変えます。
定期的に壁面の装飾を変えることで、子どもたちは季節の移り変わりやその季節に行われる行事や特徴的な色などを知ることができます。
来週は、今日の授業の知見を活かして、花紙やすずらんテープなどを使用して、実際の壁面構成に取り組んでもらいます。

(牛島)