新居浜市、新居浜市教育員会の後援をいただいて、４歳から９歳までの子どもたちと保護者の方を対象に「かがく絵本の会」を年間に6回ほどのペースで開催しています。その内容は「かがく絵本の読み聞かせ」、「かがくのものづくり」、「身体表現」、「パズル・ゲーム」などです。

　この活動に、子どもたちと関わることが大好きな高校生たちがボランティアとして参加しています。毎回、多くの高校生が活動をサポートしてくれています。
　新居浜東高では約３０名の高校生が参加してくれています。事前に高校を訪問し、子どもたちとの関わり方、絵本の読み聞かせのポイント、ものづくりの支援のあり方などの説明を行ったり、質問などを受けたりしています。事前説明の約１週間後に、市立図書館などで幼児、小学生、保護者、園関係者と共に活動をしています。総勢１００名ほどの参加者で毎回盛り上がっています。

　この日は元高校教員の方による大型絵本の読み聞かせ、高校生によるグループでの絵本の読み聞かせ、ビー玉を使って動くものづくり、園の先生によるじゃんけんを取り入れた表現遊びなどを行いました。参加した子どもたちにとって高校生との交流はとても楽しいようで、保護者の方々からも感謝をされています。また、高校生たちも小さな子どもたちとの触れ合いはとても新鮮で楽しそうです。何度もボランティアとして参加する生徒や、将来のことを考えるきっかけになった、という生徒もいます。

　今後も多くの方と連携しながら、この活動を継続していきたいと考えております。

(戸井)

　なお、写真を掲載するにあたり参加者、高校、園関係の方々のご了解をいただいております。