4月に北条キャンパスに咲いていた満開の桜の花は散り、青々とした若葉に変わりました。
5月初旬にはマリア庭園に「なんじゃもんじゃ(※)」の花が真っ白な花を咲かせてくれました。
そして5月下旬の今、キャンパスには大輪のバラの香りがただよっています。
カトリック教会では、花々が咲き乱れる5月を聖母月と定め、全世界で、聖母マリアへの祈りを捧げています。それは同時に、私たちの母を思う時でもあります。
四国唯一のカトリック大学である本学でも、毎年、聖カタリナホールに集い、聖母マリアへの祈りを捧げる慣例行事、「母をたたえる日」を行いますが、今年はそれがかなわず、学生さんのいない学内に静かにアベマリアの曲が流れています。
このような状況ではありますが、先日、修道院チャペルで学長先生が全学生と教職員のためにミサを捧げてくださいました。紫陽花の咲くころには、学生さんたちの元気な姿に出会えることを祈りたりと思います。
*豆知識 「なんじゃもんじゃ」ってなんじゃ?
正式名称は『ヒトツバタゴ』。モクセイ科の植物です。この名の由来は①見慣れないめずらしい植物だからこの愛称をつけた②神事等で使われていたため名前を呼ぶのが憚られたetc・・・
諸説あるそうなんじゃよ。
(シスター竹田)