2年生の「発達援助演習」の授業では、順番を守ることが苦手な子どもへの対応の仕方を学びました。
遊具などをするために子どもたちが並んでいると、その中に割り込もうとする子がいます。順番が守れないのです。保育者は呼び止めてやめさせるのですが、注意をしてもなかなか聞き入れない子もいます。こういった場面でよくみられる保育者の声掛けを3つ取り上げ、考えてみました。
こういった声掛けをすることは、どうなのかを理由を付けて考え、ボードに書いて発表、検討し合いました。学生なりに理由をよく考え、意見も出されました。
最後に、子どもに正しいことを教えたり、少しでもできるようになったり、しようとしたときに褒めることが大切だと話しました。「教えて」⇒「ほめる」です。
その後、これに関連した教材「ソーシャルスキルカルタ」を決めて全員でやってみました。読み手は立候補で決め、後ろから読み上げました。大変盛り上がりました。
このような事例は保育現場でよく見られます。
現場に出たとき、その時の状況に応じて、望ましい対応ができるようになってほしいと思いました。
(戸井)






