夏季休業中に、本学教員が附属幼稚園にて園児達と土粘土遊びを行いました。大量の粘土やドロに対して、子どもは小さな身体で感触を味わい、形の変化に敏感に反応します。保育学科の学生も、園児と一緒に土まみれになって遊んできました。
大学に戻り、さてこのドロをどうしようか思案していると、いつの間にか学生達がドロで遊び始めていました。子どもたちの活動を間近で観ていたことで、童心が刺激されたのか、お互いにドロを塗り合って喜んでいました。
保育を学ぶということは、自分の子ども時代を思い出すことでもあります。学生達もドロを触りながら、小さい頃にこんな風に遊んでいたな、と思い出したのかもしれません。まるで子どものように朗らかに笑い合っていました。
子どもたちの姿から多くのことを学んだ、夏休みのひとこまでした。
(荒西)