新年になり、後期の授業が再開しました。今日の造形表現の授業はダンボールを用いた活動です。木製のボールやビー玉をスタート位置から転がし、ゴールへ到達できるようにダンボールを加工します。
学生たちはそれぞれのチームでアイデアを出し合い、協力し合いながら大きなスロープを作っていきます。スロープの折り返し地点に穴を開けてボールの通り道を作ったり、作業机のつなぎ貫(ぬき)を利用してボールを転がしたりするなど、随所に柔軟な発想がみられました。
ボールが最後まで転がりきった時は、達成感から歓声が上がりました。皆の笑顔を観ているうちに、造形表現で最も大切なことは作る喜びや楽しさを味わうことだと改めて認識しました。将来、本学の学生たちが保育者になったときに、ワクワクするようなアイデアや活動で子どもたちに作る喜びや楽しさを伝えてくれることを期待しています。
(荒西)