青年層の食生活を見直すための、ひとつの切り口として、和食の伝統的なだしを活用する研究と実践交流をしています。全国の大学や高校をはじめ、一般社団法人日本文化教育推進機構、ヤマキ株式会社等と連携をしながら進めています。
今回の研究交流活動では、愛国学園短期大学に在籍する食物栄養専攻の1、2年生を対象に授業をさせていただきました。愛国学園短期大学の先生方、日本文化教育推進機構、ヤマキ社の方々と共に教材を活用して指導をしました。「かつお節削り体験」「かつお節飲み比べ体験」を中心として、それぞれの立場から幅広く関わっていただきました。私は特に「食の常習性」について本学で実践したことを基に授業をしました。
青年層(20歳前後)の食生活を見直していく切り口として、「だしのよさ」を体感する試みを関連機関や他大学等と連携しつつ広げていきたいと考えています。
(戸井)