1年生の前期では「子どもと基礎表現」という授業があります。以前に本ブログ内でご紹介したように、本授業では身体表現、音楽表現、造形表現の各分野について学びを深めます。
造形表現の授業では「色で遊ぶ」と題して、マーブリングを行いました。綿棒の先に墨や絵具をつけ、バットに張った水にそっと触れた瞬間、水面に色彩が広がり美しい模様を描きます。
学生同士でペアを組み、協力して活動を行いながら、色や形の不思議さに触れました。各ペアの雰囲気も和やかで、それぞれが相談し合いながら制作に集中していました。教室に時折響く歓声や笑い声からは、現われるものへの驚きや、表すことの楽しさを感じることができました。
造形表現を通じて色や形の美しさを発見し、表現する喜びを友だちと分かち合えるような瞬間、そのような瞬間を大切にしながら造形表現を学んでいます。
(荒西)