「指導法（音楽表現）」は2年生前期の授業です。
この授業では、幼児の音楽表現について、発表や模擬保育を通して指導法を学んでいます。
今回は、授業で創作した「絵描き歌・手遊び歌」の発表の様子をご紹介します。

数人のグループに分かれ、グループごとに、絵描き歌か手遊び歌を創作し、発表しました。
今年は絵描き歌が多く、子どもたちに人気のキャラクターが沢山でてきました。同じキャラクターでも正面からのイラストや横顔のイラストなど、グループごとに工夫されています。
絵描き歌ですので、歌が必要になりますが、曲を作るのはちょっと難しいな・・・と言うグループは、童謡を使ってかえ歌を作っていました。歌詞は、子どもたちがイメージしやすいようにと、言葉選びには少し苦戦したようですが、食べ物の名前を使ったり、途中で掛け声があったり、どのグループもおもしろい作品ができていました。
手遊び歌は、「１．２．３・・」と数字を数えるだけでなく、「〇匹、〇時」など数え方まで伝えられる数え歌を創作したグループがありました。このグループ以外にも作詞作曲に挑戦したグループがありました。
どうすれば子どもたちが描きやすいか、どんな歌詞がわかりやすいか、子どもたちが覚えやすいメロディーはどんなメロディーだろうと試行錯誤した経験が、実践でも役立てることができるよう願っています。

（和泉）