指導法(環境)で自然環境の1つである身近な生き物についての学習をしています。
アリはどこにでもおり、幼児たちにとって身近な生き物(昆虫)です。学生たちも子どもの頃からよく触れ合い、関わってきた人も多いはずです。
ところが、アリの体のつくりや生態については知っているようで知らないのが現状です。アリは昆虫ですが、その姿をただしく書ける人は少ないだろうと思います。
授業で「アリの体をかいてごらんなさい」と指示し、プリントに書きました。10名ほどの人を指名し、ホワイトボードに書いてもらいました。
学生たちは
「体はいくつの部分に分かれているのか」
「足はどの部分から出ているのか」
などと思い出しながら書いていました。
最後に実物のありの写真と動画を見て、「えっ、知らなかった」と驚いている人がたくさんいました。
以下学生のコメント
◆アリの絵を描いてみてと授業の最初に言われたときに、描いてみると、思った以上にアリの姿がわからなくて、昔アリにあまり興味がなかったのかなと思いました。
◆アリの絵を描いた時、子どもの方がよく観察できていて上手に描いていて驚きました。身の回りの環境で自然に触れることは大切で、保育者が虫嫌いだと子どもにも影響が出るのではと思いました。
(戸井)