短大での授業も終盤となった2月、卒業を間近に迎えた2年生は、キリスト教倫理学Ⅱの授業の一環として、学内にある、アルベルト・カルペンティ―ル氏の宗教画ギャラリーに行き、絵画鑑賞をしました。
カルペンティ―ル氏はベルギー人の芸術家で長く日本で活躍されていました。ここカタリナとも深いご縁があり、作品はすべて寄贈されたものです。
学生たちは、版画、ステンドグラス、砥部焼、油絵など、数多くの作品をゆっくり鑑賞し、シンボル探しをしたり、気に入った作品の模写をしたり、自分に向けてのメッセージを想像してみました。同じ絵を見ても一人ひとりに投げかけるメッセージは違っているようで、宗教画の不思議さや、学生たちの感性の豊かさを感じました。
(シスター竹田)