聖カタリナ大学短期大学部附属幼稚園では、1月の2週間にわたり保育学科1年生2名の教育実習生をお引き受けいたしました。昨年の11月に10日間の保育所実習は経験していますが、初めての幼稚園実習で、緊張や戸惑いもあったことと思います。そんな中、実習3日目に地震を想定した避難訓練があり、実習生はヘルメットを装着し、子どもたちと一緒に園庭に避難する経験をしました。子どもが怖らずに教師の話に耳を傾け、教師の指示に従って落ち着いて行動できる事が最重要課題ですが、教師の言葉かけや子どもの表情・しぐさを観察し、その日の日誌にたくさんの学びを記していました。
今年は、コロナ対策で消防士の出向が取りやめとなり、子どもたちは消防自動車も起震車も体験できませんでしたが、防災頭巾の被り方を体験し、静かに園庭まで非難をすることができ、このような訓練を繰り返すことで、防災への意識が高まっていくのだと思います。
実習生は毎日子どもたちとたくさん遊び、無事に2週間の実習を終え、「保育者への夢が広がった」との感想を寄せていただきました。
(藤井)