2年の後学期の授業「指導法(総合表現)」の様子をご紹介します。
この授業では、附属幼稚園の園児を対象に身体・造形・音楽表現の要素を含めたイベント「カタリナフェスタ」を実践しています。
イベントの企画から、準備、運営、振り返りを通して、子どもの発達に応じた遊びや環境を具体的に構想するといった実践力を総合的に身につけることを目標としています。
今年度は、12月25日(金)に「ようこそ サンタの街へ」というタイトルのもと、新型コロナウイルス感染症対策を講じて開催しました。
クリスマスにちなんだ制作活動やゲームなどの他に、協働で制作する紙コップタワーなどに取り組みました。
どのコーナーでも園児たちは、とても楽しそうに取り組んでくれました。
学生が制作した高さ2.5メートル、横幅4メートルの段ボールハウスも大人気でした。
振り返りの話し合いでは、新型コロナウイルスの影響で多くのイベントが中止となっていた事に触れ、このイベントを無事に開催できた事を喜ぶ学生が多かったのが印象的でした。
準備物が多いイベントだったので、学生たちは空き時間や授業後や休日などに自主的に集まり、作業を進めていました。
学生たちの振り返りを聞いていると、充実した活動だったのだと感じました。
ここでの学びを是非、現場で活かしてほしいと願っています。
(牛島)