保育者は、子どもの安全を守りながら、子ども自らが安全な行動をとれるよう働きかけることが大切です。今回は交通安全、災害安全、生活安全の3つの視点から、各クラスでテーマを決め、紙芝居や大型カルタを使って指導案を作成し、保育者役と子ども役になり模擬保育を行いました。

　『たいふうがくるぞ』の紙芝居をよんだあとで、「台風が来たときにはどうしたらよかった？」と声をかけたり、「頭に手を置いてから」と大型カルタの取り方を工夫したり、「消防署は日曜日も仕事かな？」とクイズを出したり、それぞれ趣向を凝らし、子どもが楽しく遊びながら安全についての理解を深める働きかけができていました。

　1年生にとり初めての実践だったようですが、指導案に基づいて実際に保育を進め気づいた点を今後の実習等に生かしてほしいと思っています。　

（仲野）