聖カタリナ大学・聖カタリナ大学短期大学部

テーマ

2020年7月27日

授業紹介

食と栄養A 食生活の課題と対応についてアクティブ・ラーニングで学ぶ     

子どもたちの食生活にはさまざまな課題があります。
保育者を目指している学生たちもそのことを理解し、対応の仕方を学んでいます。

 食生活の課題として、朝食の欠食、偏食、咀嚼、孤食などを特に取り上げて、実態や対応方法について小ホワイトボードを使用したアクティブ・ラーニング形式でそれぞれ授業をしました。

 孤食については子どもたちの実態を取り上げる前に、自分の子どもの頃の様子をイラストで描きました。何人かにホワイトボードに書いて発表してもらいました。現在の学生の食卓の様子や小学生の実態なども紹介し合いました。

 生活様式の変化などによりいつも共食をするのが難しい家庭も増えていますが、学生たちはその意義を学び、適切な働きかけをしていきたいと書いていました。

 また、偏食につきましては、家庭と連携しあって、調理方法、関わり方、場の設定などを意識していきたいと考えていました。食育折り紙も食べ物に興味を持たせる1つの方法として取り上げ、自分たちでも作ってみました。

 身に付けたことを保育現場で生かしてほしいものです。

(戸井)